C 合唱ミュージカル公募合唱団(混声)


PR動画

1.孤独

2.愛

6.戦い

9.昔から星を



 

●合唱ミュージカルって?

 

作曲家高嶋みどり先生が、再び合唱作品に本格的に取り組むきっかけになったのが、コーラスめっせで委嘱した「私は空に手を触れる」ですが、その打ち上げの席で、私に相談された内容がこれでした。実際には歌われやすい旋律と、ドラマ性のある展開という意味で、高嶋みどり先生が「合唱ミュージカル」と名づけられましたが、私はその後「合唱物語」というテーマで、何人かの作曲家にいくつかの曲を作っていただいています。

基本的には「ゆるやかなストーリー」をもった内容を「ナレーション」が運び、合唱団はその流れに則した「合唱曲」を、隊列を変えたり若干の動作や動きを伴わせながら歌う、という仕組みです。

合唱曲はそれぞれが独立して魅力あるものですので、合唱組曲として編集され、ステージ発表出来るようにもなっていますが、演出されるほうが面白いので、今年のめっせのテーマに則し「完全版」として公募演奏を企画しました。

 

 

 

●このドラマ(夢にコダマする~あるボスざるの物語)の中身は?

 

高崎山に実在した伝説のボスザルの物語です。

いくつかある群れのリーダーに最年少で登り詰めたボスザルはその後、退屈しのぎに?他の群れのメスザルと恋仲になったことで、群れを追われます。別の群れに拾われ最下層に落ちてしまったボスザルが再び席次を上げて群れのリーダーに登り詰め、さらには、仲たがいしていたいくつかの群れを統合してボス中のボスになる。

という実話をもとに、高嶋みどり先生が原案を出され、私が私たちの「普遍的な魂の問題を託してファンタジーとして」書いてみました。

参考

http://yumemirusakana.sakura.ne.jp/minori/choirstory/kodama.html

 

 

●誰にでも出来る?

 

歌って踊るのは無理!!と思われたとしたら、真逆です。とってつけたような踊りや演技があるわけではありません。

そもそも私たちは舞台では表現者であるべきです。

歩くこと、視線を作ること、隊列を変化させること、身体を使って何か表現するわけですが、そのことと向き合うきっかけを与えてくれると思います。

若者には若者なりの、年配者には年配者なりの、恥ずかしがり屋さんにはその人なりの表情を引き出してもらうことを意図しています。

「これなら出来る」ということの延長線上に演出家に演出をしてもらいます。

演出は私が全幅の信頼をしている俳優+演出家の二口大学先生です。

基本的には、心配しなくても大丈夫。

少し前にめっせで演奏した「美しき水車小屋の娘」もその意味ではこの流れの作品と言えますね。

 

 

●初演は?

 

初演は3年前に名古屋大学コールグランツェが演奏しました。演出は今回と同じく二口大学先生です。

とってつけたような振り付けや踊りではなく、個人がもっている表現に対する気持ちを少しずつ引き出してくださいました。

その後、合唱物語シリーズを続けていった名古屋大学コールグランツェは、合唱そのものがどんどん上手になっていきました。

合唱物語を経験することで、「表現」に対する気持ちが高まり、恐らく、通常の合唱曲を演奏するうえで好影響を与えていると思います。

この公募合唱に参加する人が「舞台で表現する」という経験を得ることによって「歌が上手くなること」に繋げて欲しいと思います!!

 

参考

http://yumemirusakana.sakura.ne.jp/mutter/afternoon/an-1501.html

 

 

●曲目

・孤独(どこから来たのか俺は)

・愛(夕べの夢を覚えているかい?)

・絶望(俺は孤独に慣れている)

・メスざるたち(どうしてなの?)

・戦い(ある、怒りがある、苦悩がある、、、)

・なっとらん(なっとらん)

・昔から星を(俺は昔から星を眺めていた)

・失踪(夢を探しに散歩に出たら)

ほか、

 

 

●関西から新しい合唱の楽しみ方を発信しましょう!!

初演は大評判ですぐに、抜粋版の組曲楽譜(カワイ出版)にもなりましたが、

完全版(演出付き)については演奏の仕方が分かりにくいこともあり、まだ再演された記録がありません。

ぜひぜひ、御参加いただき、合唱はつっ立って歌うだけではないんだ、ということを確認するとともに「合唱ファンを増やす!!!!」活動をしていきましょう。

 

 

伊東恵司


●演出

二口 大学

俳優。京都を拠点に全国及びロシア他海外でも公演を行う〈このしたやみ〉のメンバー。近年合唱劇の演出も手掛ける。龍谷大学、神戸学院大学非常勤講師。京都市若者サポートステーション就労支援、京都府精神保健福祉総合センター講師。第10 回関西現代演劇俳優賞受賞。

●ナレーション

広田 ゆうみ

俳優。演劇ユニット〈このしたやみ〉に参加するほか、〈広田ゆうみ朗読の会〉として朗読公演も行う。他劇団への客演や、合唱・舞踊・能楽などの他分野との共演、近年は落語にも取り組むなど、様々な舞台に出演している。京都若者サポートステーション就労支援事業講師等。

<撮影 松原豊>


●ピアノ

萩原 吉樹 Yoshiki HAGIHARA

京都市立芸術大学音楽学部ピアノ専修卒業後、ワイオミング州立大学大学院Performer’s Certificate修了。その後、京都市立芸術大学大学院音楽研究科修士課程修了。ヒルトンヘッド・アイランド国際ピアノコンクールにおいてディプロマ賞を受賞。平和堂財団より芸術奨励賞を受賞。音楽分野における多言論者を目指すべく、ピアノが関わるさまざまな現場で活動中。元神戸市混声合唱団ピアニスト。現在、滋賀県立石山高等学校音楽科、京都女子大学非常勤講師。