コーラスめっせは、2010年、第1回を大阪市中央公会堂(中之島公会堂)にて開催いたしました。
翌年より、いずみホールならびにOBP(主にTWIN21ビル)に拠点を移し、「コーラスめっせ2019」で10回目を迎えた活気ある合唱イベントです。
音楽や合唱に関する旧来の価値観やスキルだけでなく、多様な世界観を学びながら、おおらかに歌い、刺激しあい、笑顔で分かち合うことのできるイベントとして、 「近くの有志によるジョイントコンサート」形式で立ち上げました。
集まって歌うということの意義や価値、何のために歌うのか、合唱に何ができるのか、 「合唱の可能性」やその「社会的・文化的価値」を見つめなおし、 豊かな 21 世紀型の合唱文化を、 「関西から」全国へ、そしてアジアへ、世界へと力強く創造発信することを目指しています。また同時に、聞き手と歌い手、 作曲家、指揮者らが様々な形で交流し混ざり合い、多様な音楽や価値観を分かち合うことのできる場を目指しています。
メッセ(見本市)という言葉には、社会全体の東京圏偏重傾向の中で、以前から「合唱どころ」であった関西からの「文化発信」という意図が込められています。
バリエーション豊かで新しい合唱のあり方を提示(見本市)しながら、「めっせ」と平仮名表記にし、関西弁の持つ独特のニュアンスを滲ませています。